まずは、半径1メートル。

理系出身のWebライター。最小限の手間で最大限の快適を。家事の合理化やシンプルライフのためのライフハックを発信中。2児の母。

【庇は重要】物件を選ぶ時のチェックポイント

我が家は賃貸住まいです。

結婚して十数年ですが、その間に4回住まいを変えています。

引っ越しの理由は、転勤や子供の保育園の関係など、です。

賃貸に限られますが、4軒という数は、住んだことがある家の数としては比較的多い方かと思います。(独身時代も含めると、さらに多くなります。)

そんな住宅事情なので、物件を選ぶ際の自分なりのチェックポイントというものがだんだんとできてきています。

今日はそんなチェックポイントの一つ、庇(ひさし)についてお話したいと思います。

引っ越しでこれから物件を探す方、 自宅を建てる、もしくは購入するために情報を集めている方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

雨が降るたびに窓を閉めに走る

現在の住まいは、10階立ての賃貸マンションの一室です。

ベランダに面した掃き出し窓には、庇があります。↓

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一方、ベランダ以外の窓は全て庇がありません。

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庇が無い窓を経験するのは初めてなのですが、1年ちょっと住んでみて、庇が無いことで困っていることがあります。

庇が無いと、雨が降るとたとえそれが小雨でも、雨が室内に入ってくるので窓を開けることができません。

窓を開けることのない寒い季節ならまだマシです。

クーラーを入れる程ではないけれど閉め切った室内では暑い、という時期は悲しいものです。

少しでも雨が降ると窓を開けることができず、空調を使わざるを得ません。

雨の音を聞きながら部屋でゆっくり過ごすのが好きなのですが、そんなささやかな願いは叶いません。。

また、たとえ寒い季節でも定期的に換気はしたいものです。

しかし、雨が降っている間はそれも叶わず。。

雨が長引くと長時間換気もできず、軽くストレスです。

以前住んでいた物件は、ベランダ以外の窓にも申し訳程度(と思っていた)の庇がついていました。

測ったこともありませんが、せいぜい20cmくらいの庇だったと思います。

その20cmの庇があるだけで、雨の振り込み方が全然違うのです。

横殴りの雨でなければ、雨に慌てて窓を閉めることもありませんでした。

 

この不便さを体感してみて気づいたのは、窓を開けたいのに開けられないといのはもちろん困ったことなのですが、はっきりしない天気の時、窓を開けている間中雨のことを気にしていることが、無意識のうちにストレスになっているということです。

雨が今にも降り出しそうだけど降っていない時、いつ降るかいつ降るか、とずっと気が抜けないんです。。

また、外から不審者に侵入されない場所の窓であれば、寝る時に開けて寝ることもあります。

夜風を感じながら眠るのは、心地いいものです。

でも、雨が降りそうな時は最初から閉めて寝るしかありません。

そして、閉めっぱなしは暑いのでクーラーを使うことになります。

 

最近は庇のない住宅が多い?

通りすがりに様々なお宅が目に入りますが、庇が無い窓が多いような気がします。

あくまで個人の感覚ですが。

昔ながらの瓦の日本家屋だと、庇が無いことは考えられません。

庇がない窓が増えていませんか?と一度不動産屋さんに聞いてみたことがあります。

すると、庇は落下しないとも限らないので、そこまでの危険を冒して庇をつけようという家主さんが少ない、というようなことをおっしゃっていました。

あとは、最近の窓は性能が良いので、雨風を防ぐ庇が必要なくなってきている、というのもどこかで読んだか聞いたかしたことがあります。

これらの理由が本当なのかどうかは分かりませんし、複数の原因があるのだろうとも思います。

詳しい方がいらっしゃたら、教えていただけるととても嬉しいです。

最後に

住んだことはないので、タワーマンションでは窓を開けるなんてしないんだろうな、と想像しています。

現代のマンションは換気も人工的にできるし、空調を使えば一年中快適な温度を保てます。

実際、パートで先のオフィスビルはそんな感じです。

私はそこそこ田舎で育ったので、夏は田んぼで鳴くカエルの声を聞きながら寝るのが当たり前でした。

そんな原体験があるから、小雨なら窓が開けられる庇にこだわるのかもしれません。

とりあえず、現在の物件に住んで1年ちょっと、まだ引っ越しの予定はありませんが、次に住む物件の条件に「庇が有ること」が加わりました。

賃貸だと我慢できない不満は引っ越せば解決しますが、マイホームを建てたり買ったりすることは人生でそう何度もあることではないと思います。

これからマイホームを持とうとしている方に、私の庇無し生活の話が何らかのお役に立てれば、嬉しいでです!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。