まずは、半径1メートル。

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旧暦を意識すると、季節行事がもっと楽しくなる

今日は節分。
夕飯は、巻き寿司を作りました。
と言っても簡単なもので、パルシステムで購入した冷凍のネタ(マグロ、ネギトロ、甘エビ、卵)をくるりと巻くだけ。

季節行事の由来や意味は意識しないと知らないまま

夕飯に巻き寿司を食べながら、「そもそも節分って何?」「なんで鬼にぶつけるのは豆なの?米じゃダメなの?」など、節分に関する疑問が話題に。

私も夫も子供も答えは知りません。
私はいい歳ですが、節分には豆まきをするくらいのイメージしかありませんでした。

父がくれた「七十二候(しちじゅうにこう)」の本

実家から時々お米や野菜などが届くのですが、1年くらい前に、父が一緒に本を送ってきました。
「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」という本です。

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送られてきた当初は、特に読むわけでもなく、本棚に置きっぱなし。
そもそも「七十二候」って何??のレベルな私。

ですが、ここにきて節分を調べるのにいい仕事をしてくれました。

節分について一部引用します。

「昔は、季節の変わり目に当たる立春、立夏、立秋、立冬の前日が全て節分とされていました。一年の節目に当たる春の節分に重きが置かれはじめたのは、室町時代からだそう。」
(引用:「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井明大 著)

恥ずかしながら、この歳になって始めて知ることばかりでした。

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旧暦を知ることは、もしかしたら英語学習と同じくらい大事かも

こういう知識(教養?)って、異文化コミュニケーションにおいては、英語の勉強と同じか、それ以上に大事なんじゃないかなーと思いました。
外国の方に、日本の文化、季節感について、語ることができますもんね。

私も無知なので、折に触れて子供と学んで行けたらいいな、と思います。

父がくれた「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」。
私も夫も絶対買わない類の本です。
遠方に住んでいて物理的な距離は遠い父ですが、確実に私や孫に影響を与えています。
子育てにおいて、両親だけでなく、たくさんの大人が関わるというのは視野が広がるな、いいことだな、と改めて感じました。

一気に一冊読むというよりは、その都度その都度、その季節や行事の頁を読む、という使い方になりそうです。
辞典みたいなイメージです。

最後に

私はせわしなく生きているので、読む本も、手っ取り早く知識やノウハウを得られるものに偏りがちでした。
父からもらった旧暦の本をのんびり眺めていると、何を毎日あくせくしていたんだろう??と不思議な気持ちに。
なんか、いい時間が過ごせました。
明日からも頑張れそう。
お父さんありがとう( ´ ▽ ` )

 

私が父からもらった「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」は2012年初版ですが、2020年に増補新装版が出ているようです。