まずは、半径1メートル。

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【無垢材オイル仕上げをお勧めする理由】宮崎椅子製作所MMテーブル歴10年

結婚当初にダイニングテーブルとダイニングチェアを購入しました。
宮崎椅子製作所のMMテーブルとkuku muku チェアです。

樹種は全てウォールナット。
椅子の張地はネイビーです。

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(チェアは訳あって数か月前に手放したのですが、その話はまた後程。)

MMテーブルは、使っている材は一枚板ではありませんが、突き板ではなく無垢材です。
購入時は、素人だと突き板も無垢材もそれほど違いを感じませんでしたが、年月を重ねると、無垢材の良さをじわじわと実感しています。
購入時、似たような見た目でも突き板を使っているものはもっとお安かったので迷ったのですが、思い切ってMMテーブル購入しました。(私にとってはかなりの高額!)
結果的に、年月が経つほど愛着が湧いてきており、買ってよかったなと思っています。
10年近く使ったので、あくまで主観ではありますが、使い心地、いい点、残念な点をご紹介します。
MMテーブルはもちろん、それ以外でも無垢材オイル仕上げのダイニングテーブルをこれから購入しようかな、と思っている方の参考になれば幸いです。

※突き板と無垢材、どちらが優れているというわけではなく、両者ともメリットデメリットあるので、目的に合わせて選ぶことになると思います。

意外にも無垢材オイル仕上げは手入れが楽 

無垢材、しかも無塗装(オイル仕上げ)のテーブルは手入れが大変と思っている方も多いのではないでしょうか。
でも、使ってみると逆でした。
手入れはとても楽、というより、そんなに神経質に手入れをしなくても大丈夫です。
かなりワイルドに扱っても、全て受け止めてくる感じです。

落書きや傷も消せる

子供にペンで落書きされても、少々引っ掻いて傷がついても、やすりで磨いてオイルを塗れば、自然と馴染みます。
また、コップなどの水滴や、油分を含んだ食べこぼしをすぐに拭かないと簡単に染みができてしまいますが、数日後にはなじんで気にならなくなります。
もちろん、やすりをかければ、よりきれいになると思います。

息子に油性マジックで書かれたときのお話です↓

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鍋敷き不要の丈夫さ

これは完全に自己責任で行っておりますが、鍋敷き要らずです!
テーブルに直接熱いものを置いても不具合がありません。
鍋敷きは木材でできたものも多々あるので、いけるのでは?と思ってコンロから降ろした鍋を直接置いてみたのが始まりです。
鍋、フライパン、グラタン皿、何でも置いています。
繰り返しますが、決しておすすめしているわけではなく、そのくらいズボラに扱っても意外と大丈夫だよ、ということです。

定期的なメンテナンスはオイルを塗るだけ

お手入れは、1年に1回くらい、思い出したときに無垢材用のオイルを塗っています。

使っているのはブリティッシュビーズワックスです。
昔ながらの成分で、カビ止めまでできるという頼りになるオイルです。

本当はもっと頻繁にやったほうがいいと思うのですが、私は思い出すのが1年に1回くらいなので、、
あまり放っておくと、全体が白っぽくなってきます。 
油が抜けてぱさぱさな感じです。
オイルを塗ると、しっとり落ち着きます。
これも、数分で終わるので簡単です。

無垢材の醍醐味「触ると気持ちいい 」

あと、感覚的なことなので、うまく説明できませんが、触ると気持ちいいです。
突き板だとそういう感じにならないのに不思議です。
なぜだろう。 

MMテーブルのおすすめポイント・残念ポイント

材質:無垢材オイル仕上げが心地いい

これは前述のとおりです(^^)

デザイン:尖った角がないので安全

MMテーブルは角が丸く処理されているので、ぶつかって痛いということがありません。
小さなお子様のいるご家庭にも安心なデザインだと思います。
脚も、角柱ではなく下に行くほど細くなる円柱です。
曲線が多いせいか、見た目は優しい佇まいです。

唯一の残念ポイント「引き出しがない」

概ね満足なMMテーブルですが、一つ残念なのが、引き出しがない点。
もちろん引き出しをつければ違うデザインになってしまうと思うので、あきらめなくてはいけないのですが。。
これは、我が家が狭くて、効率的な収納を目指しているが故の不満点です。
テーブルに引き出しがあれば、箸やカトラリー、薬などを収納できてすっきりするのになーと思います。
引き出し必須なら、違うダイニングテーブルを選んだと思いますが、購入当時は、その視点がありませんでした。
でも、縁あって我が家に来たMMテーブル。
箸やカトラリー収納はなんとか工夫して、末長く付き合おうと思います。

ちなみに、ペーパー収納はこんな↓涙ぐましい努力をしています( ̄▽ ̄)

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樹種の選び方

MMテーブルは結婚後、一番初めに購入したまともな家具でした。
そのMMテーブル、樹種はウォールナットを選びました。
単に、ダークな色がかっこいいと思ったからです。
その後、家具を買い足す時に、樹種を統一したい場合は、必然的にウォールナットを選ぶことになります。
ウォールナットの弱点は、他の樹種に比べて価格が高いことです。
同じデザインで樹種を選べる家具の場合、ウォールナットはだいたい一番高い価格帯になります。
インテリア素人、センスもない私は、異なる樹種を混ぜてコーディネートなんて高度なことはできないので、必然的に、ほかの家具もウォールナットで揃えたい、となると高くつきます。。
ダイニングセット、次にソファ、次にテレビボード、など、少しづつ家具を揃えるのであれば、ナラやブナなどの、いわゆる一般的な木の色の樹種を最初に選べば、その後買う家具の樹種の選択肢は増えるのでは、と思いました。
つまり、我が家は特徴的な木肌のウォールナットを最初の家具に選んだために、その後の選択肢がウォールナットに限られてしまっている、ということです。

でもやっぱりウォールナットの雰囲気は好きなので後悔はしていませんよ!

おまけ

余談ですが、無印のウォールナット棚ユニットシェルフを購入しました。
そして、買って数日で何かで引っ掻いた傷がついてしまいました。悲しい…
対処するとすれば、補修ペンでごまかすくらいしかできません。
10年使えば傷だらけかもしれません。

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突板は年々経年劣化が進んでいくのに対して、無垢材は年々いい感じになっていきます
長く使うのであれば、MMテーブルに限らず、無垢材のテーブルおすすめです。

MMテーブルの天板サイズ

MMテーブルは奥行、幅、材を選べ、値段はそれぞれ異なります。
ちなみに我が家は賃貸住まいで、いつ引越しするかわからないのでなるべくコンパクトにしたくて820mm×130mmです。
4人掛けでぎりぎりの大きさだと思います。
短辺の一つを壁にくっつけるように置くと、椅子に座ったりたったりが窮屈に感じます。
スペースが許せば、幅はもっと広いほうがいいなと思います。

最後に

購入当初は、夫や子供が無造作に置くコップの水滴がいちいち気になって、「高かったのに、シミ付けないで~」と心の中で叫びながら注意していました。。
しかし、雑に扱っても意外と大丈夫と分かってからは、ガシガシ使っています。
少々傷があっても、それが味になっていきます。(と、思いたい(^▽^;))
子供が赤ちゃんの頃からの思い出全ても受け止めてくれるようなイメージです。
これは、突板ではなかな味わえない感覚だと思います。
好みは分かれるところですが、個人的には家族の歩みを共にしてくれる無垢材オイル仕上げのダイニングテーブル、お勧めですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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