小学校を卒業したら、ランドセルはどうさしますか?
2021年春に長男が小学校を卒業して、早1年。
ランドセルはクローゼットにそのままとなっておりました。
卒業後のランドセルの処遇は、息子の意見も聞いて、寄付することに決めていました。
もう使うことないランドセルの処遇にさして興味もない息子は、私の提案に「いいよ。」と同意しただけだと思いますが( ̄▽ ̄)
が、どうして1年も放置していたかというと、他にもまとめて寄付したいものがあったからです。
それは、サイズアウトした学校の上履きとスニーカー。
寄付には手数料がかかるので、なるべくまとめて送りたかったのです。
ランドセルの寄付団体に「ワールドギフト」を選んだ3つの理由
寄付先に選んだのは、NPO法人ワールドギフトです。
ランドセルを寄付できる団体はいくつかありますがワールドギフトを選んだ理由は3つあります。
- 豚革を使ったランドセルも寄付可能
- 記名ありの上履きも寄付可能
- 使用済み(新品でない)の文房具も寄付可能
いくつかの支援団体に問い合わせたところ、上の3条件を満たす団体は、ワールフドギフトでした。
豚革を使ったランドセルの寄付について
まず、豚革を使ったランドセルも寄付できるという点について。
長男のランドセルは、土屋鞄のものでした。
そして、本体外側は牛革ですが、内側に使われているのは豚革。
オレンジ色の部分です。
豚革は宗教上の理由で寄付できない国・地域があります。
そのため、豚革が一部でも使われているランドセルは、寄付できない団体も多くありました。
記名ありの上履きの寄付について
次に、上履きについて。
問い合わせた団体の中で、記名ありの上履きを受け付けているのはワールドギフトのみでした。
記名がなければ中古でも寄付可能なことが多いのですが。
学校で履く上履きは、記名必須。
マジックでしっかり記名しています。
でも、どんどん足が大きくなる小学生時代。
まだまだ履ける綺麗な状態で、どんどんサイズアウト。
靴としての機能は十分なので、記名があるだけで捨てるのはいささか勿体無い。
記名ありでも受け付けてくれるワールドギフトは貴重かと思います。
ちなみに、靴関連では娘のサイズアウトのスニーカーも寄付。
外履きのスニーカーは記名なしです。
息子と違って娘の靴はサイズアウトしても、まだまだ履ける状態なので。
息子の靴は、サイズアウトする前に穴が開くので寄付は無理。
履き潰すとはまさにこのこと、とある意味感心してます( ̄▽ ̄)
使用済み(新品でない)の文房具の寄付について
最後に、使用済み(新品でない)の文房具について。
文房具は新品に限る、という団体も多い中、ワールドギフトは使用済みでもOKでした。
ブログかインスタで、色鉛筆などの”色もの”は喜ばれる、という記事も見ました。
というわけで、新品ではないけれどまだまだ使える、息子小学校時代のクレヨンと水彩絵の具セットも寄付することに。
なるべてまとめて寄付したい
さて、ワールドギフトは寄付する際の送料負担はありませんが、「寄付金」というものが必要です。
団体の活動資金に使われるようです。
段ボールサイズや、配送業者によって違いますが、今回は2,900円必要。
一箱あたりの金額なので、なるべくまとめて送りたい。
段ボールいっぱいに詰めたいので、サイズアウトした上履きやスニーカーが溜まるのを待っていました( ̄▽ ̄)
息子と娘の小学校の上履きに加えて、息子の中学校の上履きも仲間入り。
ランドセルを1年間クローゼットで寝かせていたのは、サイズアウトの靴を溜めていたのが理由。
1年かけて、サイズアウトの上履きとスニーカが貯まったので、満を辞して、まとめて寄付する運びになりました。
スペース有効活用のため、ランドセルの中にも上履きをIN。
その他に寄付したもの
他にも、問い合わせして寄付可能なものを同梱しました。
ソプラノリコーダー。
リコーダーを寄付できるのは、私が調べた限りだと、ワールドギフトのみ。
水で洗ったのち、アルコール消毒して衛生面いは気を使いつつ。
あいうえお積み木。
子供たちが幼い頃に、私の両親がプレゼントしてくれた積み木。
表に絵、裏には絵に対応した50音。
ドミノしたり、タワー作ったり、カルタにしたり。
よく遊びました。
子供用グローブ。
長男が小1か小2くらいに購入したグローブ。
合皮のお安いグローブですが、グローブとしての機能はまだまだ健在。
縄跳び。
中学校では、体育で縄跳びしません。
我が家にはプライベートで使う人もいません。
というわけで、縄跳びも寄付。
遠い国で誰かが引き続き使ってくれたらうれしい限りです。
全部段ボールに詰めてこんな感じに。
最後に
久しぶりに目にしたランドセル。
もう1年経ったのねーなんて、一人感慨にふけっていました。
もう二度と背負うことがありません。
お別れするのは少々寂しいですが、クローゼットにしまいっぱなしじゃ、ランドセルも不本意なはず。
再び太陽の元で活躍してくれることを願って、さよならします。
当の本人(長男)にはそんな感傷は全くないみたいですけどね( ̄▽ ̄)
ではでは、また。