我が家はリビングとリビング隣の洋室に、ユニット畳を置いています。
ユニット畳は置くだけで手軽に畳を取り入れることができますが、ズレやすいという弱点があります。
今日はユニット畳のズレ防止のお話です。
ユニット畳のズレを防止
狭い賃貸マンション暮らしの我が家、リビングにはソファ代わりに2畳(写真左)、リビング横の6畳の洋室に4.5畳(写真右)のユニット畳を置いています。
このユニット畳、少し歩いただけでズレてしまうとストレスですし、畳と畳の間に隙間があくと、ホコリやゴミも溜まりやすくなります。
ジョイントパーツ
我が家で使っているユニット畳は、 隣り合う畳をつなぐジョイントパーツが付属しています。
畳の裏に、パーツを取り付ける穴が開いています。
パーツの突起を畳み裏の穴にはめて、隣同士の畳が離れないように固定します。
写真左が表から見たところ、写真右が裏から見たところです。
このジョイントパーツのおかげで、畳同士が離れることはありませんが、全体的にズレることは防げません。
滑り止め① IKEA「STOPP」
そこで、ズレ防止のために、滑り止めを敷いています。
リビングと6畳洋室で異なるものを使っているのですが、まずは6畳洋室から。
6畳洋室は、IKEAのラグ用滑り止め「STOPP」を使っています。
4.5畳全体に敷くというよりは、5枚のユニット畳全てに接触するように、真ん中に敷いています。
効果のほどは、、何もないよりはマシですが、しっかり固定できている感じはありません。
子どもが暴れた時など、定位置から軽く5センチくらいはズレています。
滑り止め② 北川工業「タックフィット ガードテープ」
一方、リビングで使っているのは、テープ状の滑り止めです。
2畳のうち、一枚めくってみました。
壁側と反対側に1本、畳2枚を貫くように1本、貼っています。
文字通り、テープのように「貼る」ので、床にぴったりくっついています。
商品は、地震対策グッズを作っている北川工業のガードテープというものです。
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本来の使い方は、地震のときに、本が落下するのを防ぐため本棚の棚部分に貼るようです。
IKEA「STOPP」と比べると、テープ2本だけという面積の少なさですが、滑り止め効果は「ガードテープ」の方が上です。
やはり、滑り止め自体が床に固定されている、ということが大きいと感じます。
ズレ防止効果は満足している北川工業さんの「ガードテープ」も気になるところが二点あります。
一点は、強い滑り止め効果なだけに、テープに粘着性があり、ついたゴミや汚れが取りづらいことです。
もう一点は、価格が高い、ということです。
ゴミが取りづらいというのは、畳の下はいつも目につくわけではないので、許容範囲内です。
価格については、IKEAの「STOPP」に比べると高いです。
2.5メートルで1,000円超えます。
対するIKEA「STOPP」は、税込299円。
ただし、店舗で購入すれば、です。
通販を利用すると、IKEA「STOPP」も送料込みで1,000円超えます。
このあたりは、
・IKEA店舗が近くにあるか否か、
・フローリングにテープを張ることに抵抗があるか否か、
・滑り止め効果はほどほどでいいか、しっかり欲しいか、
などで、どちらがいいか変わってきます。
まとめ
ユニット畳では避けられないズレの問題。
畳同士のジョイントパーツだけでは、全体的なズレは防げません。
全体的なズレ防止に、我が家で使っているイケア「STOPP」と北川工業「ガードテープ」をご紹介しました。
どちらもズレ防止に一役買っていますが、特に北川工業「ガードテープ」の効果は高く、自信を持っておすすめできます。
地震対策製品を作っているメーカーさんだけあって、技術の高さが伺える感じです。
今日のお話、ユニット畳のズレに悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。