「どうせすぐ小さくなるから」「学校でしか履かないから」とい理由で、値段だけで上履きを選んでいませんか?
上履きは、子供が1日のうちで一番長く履く靴であることが多いです。
体育館での体育も上履きで行う学校がほとんどでしょう。
足に合わない靴を履き続けると、外反母趾、扁平足、内反小趾など足の障害になる恐れもあるので、外履きやお出かけ用の靴以上に、お子さんの上履きはぜひぜひ慎重に選んでみてください。
この記事では、我が家の上履き選びの失敗と着地点、おすすめの上履きについてお話しします。
靴選びは、それぞれの足の形に寄るところが大きいので、我が家の事例がそのまま全てのお子様に当てはまる訳ではありませんが、参考にしていただけると幸いです。
最初の上履き選びで失敗したこと
私の足は幅広なので、それに似たのか息子の足も幅広です。
なんと、息子はナイキのスニーカーは横幅がきつきて履けません。。
おそらくナイキは細身の作りなのだと思います。ニューバランスはちょうどいいようです。
量販店の安い上履きを購入した結果
息子が通っていた保育園は、園内では裸足で過ごす方針だったので、上履きは不要でした。
小学校入学で上履きデビューとなったわけですが、何の知識もなかった私は深く考えず、量販店で目についた500円程度の上履きを購入しました。
よく見かける、ビニールっぽい素材の上履きです。
今考えると、見るからに横幅が狭い作りですが、当時はそこに気付きませんでした。
幅狭なら問題ない?
安価な上履きの横幅が狭い点、足幅が狭いお子さんなら問題ないのかというと、そうでもないと思います。
500円程の上履きは、やはり履いた時の子供の指の動きまで考慮されていません。
極端にいうと、女性のパンプスのようなしゅっとした形をしています。
「足指が自由に動かせる」というは、ビルケンシュトックのサンダルの形をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
足先に向かって、扇のように広がっていますよね。
なので、うちの子は幅狭だからOKと思わずに、履いている時に指がどうなっているか、お子さんへ聞き取りしたり、手で指を押したりして、よーく観察してみてくださいね。
6年間リピートしている上履きは「教育バレーDX」
最初の上履き選び(そもそも選んでいない)に失敗し、すぐに息子の足に合う上履きを探しました。その結果たどり着いたのが、日清ゴムさんの「教育シューズ」です。
いくつかラインナップがあるのですが、我が家は「教育バレーDX」を6年間リピートしています。
↓この写真は、小2娘の上履きです。息子のはあまりに薄汚れているので。。
「教育バレーDX」はつま先がゆったり且つ通気性もいい
商品特徴はいくつかありますが、その中でも私が大事だと思っているのは、つま先がゆったりしていることと、通気性がいいことです。
まず、つま先がゆったりしていると、足指を自由に動かすことができます。
上履きに限らず子供が普段履く靴は、足の健康のためにも足の指を締め付けないことが必須かと思います。
話がそれますが、最近は小学生用のヒール靴なんかも売られていて、ちょっと心配になります。。
次に通気性ですが、私自身の体験から靴の通気性って大事!と思うようになりました。
一時期、合皮製のバレエシューズのような形の靴をよく履いていました。
その靴で出勤していたのですが、仕事中(座り仕事です)とにかく足が蒸れて不快なのです。
デスクの下で、こっそり靴を半分脱いで、スリッパのようにしていました。。
この蒸れ、同じようデザインの靴でも素材が本革なら感じませんでした。
量販店の安価な上履きは見るからに通気性の悪そうなビニールっぽい素材です。
座っているだけの大人でも蒸れが気になるのだから、動き回り、さらには体育までやる子供の足なら尚更通気性にこだわるべきだな、と感じた次第です。
「教育バレーDX」のアッパーは綿100%なので、ビニールのような蒸れも少ないです。
更に通気性を良くしたいなら「サンフラワーメッシュ」というシリーズがおすすめです。
アッパー素材はポリエステルメッシュで「教育シューズ」のラインナップの中でも通気性を重視した商品です。
その他にも、教育バレーDXには
・靴底は天然ゴムで滑りにくい
・カカト踏みつけ防止アウトカウンターでカカトの踏み付けを防止、同時にカカトをガードして正しい歩行ができる
・0.5cm刻みのサイズ展開
・カップインソール式の中敷で足のアーチ形成を促進
というような特徴があります。
どの特徴を見ても、子供の足の健全な成長を考えて作られてるな、と感じます。
「教育バレーDX」はサイズ大きめ。幅狭足には瞬足の上履き
サイズは大きめです。
指先がゆったりしている分、そう感じると思います。
幅が狭いお子さんは、0.5cm下のサイズを選んだ方がいいかもしれません。
我が家は兄妹で「教育バレーDX」愛用しています。
娘の足は特別幅広というわけではありませんが、ぶかぶか過ぎるなどの問題はありません。
足幅が狭いお子様は、あの瞬足ブランドの上履きがいいと思います。
瞬足の上履きは「1.5E」と明記されているので、足幅が狭いお子様向けです。
もちろん、教育バレーDXと同じように、指の動きや、通気性、カカトのホールドなど、子供の足のことをよく考えて作られています。
「教育バレーDX」の価格について
お値段は送料入れると一足2000円超えるので決して安くはありませんが、子供が成長期に長時間履くものなので、投資してもいいのかな、と思います。
楽天では2足組で送料無料のお店もあるので、我が家はいつも1サイズアップ、2サイズアップをまとめて買うか、兄妹分を2足買ったりしています。
そうすると一足1800円程度になり、量販店の500円上履きとの差は1300円。
子供の足は平均で一年で1cm大きくなるらしいので、1年間2足購入とすると、1300円×2足=2600円
量販店の上履きと比べても、年間でたった2600円の差額です。
年間2600円プラスすれば、子供がいい靴環境で過ごせると考えると、それほど高い買い物でもないと思いませんか?
最後に
実は子供が生まれた時から、靴だけは足の成長を妨げない「いい」ものを履かせてきたつもりでした。
しかし、小学校入学と同時にやってきた上履きデビューでは「上履きは1日のうちで子供が一番長く履いている靴」という認識がすっぽりと抜け落ちていて、適当に買ってしまいました。
準備するものが多すぎて、テンパっていたのかもしれません。。
その後、息子の足に合う上履き「教育バレーDX」に出会い、ずっとリピートすることになりました。
現在小2の娘も同じ上履きを履いています。
我が家の兄妹は「教育バレーDX」が合っていましたが、合う上履きはそれぞれで違うと思います。
お子さんが快適な上履きライフを送れるよう、色々検討してみてくださいね。
最後までお読み意いただき、ありがとうございました。
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