元々、革靴の手入れなんてやったことのない面倒くさがりの私でも、継続できている靴のお手入れ方法を紹介します。
必要最低限の3ステップで、所要時間は数十秒!
ただし、スムースレザーに限ったお話です。
スウェードやエナメルは、この限りではなきのでご注意ください。
こんなふうに感じたことはありませんか?
- ふと目に入る自分のくたびれた靴に悲しくなる
- 面倒くさくて靴の手入れが続かない
- 今度こそ、靴の手入れを継続したい
このように思うのは、あなたが怠け者だからでも、ズボラな人間だからでもありません!
手入れのハードルを高く設定し過ぎていることが、継続しない原因の可能性大。
大切なのは、継続できるほどに難易度を落とすこと!
今回ご紹介する方法なら、帰宅後の手入れを習慣にできる可能性ありなので、ぜひ試してみてください♪
革靴の手入れに挑戦|初心者が揃えるべき道具はたった3つ
革靴の手入れと聞くと、クリームやら、靴墨やら、クリーナーやらを思い浮かべる人も多いかもしれません。
あなたが初心者さんなら、そのようなアイテムは、全て不要!
私が取り入れているのは、下記のブログ記事で紹介されているお手入れ方法です。
[0175-201404] これだけで良い。けれどこれだけはして欲しい。30秒で終わる靴のお手入れの3ステップ。
必要なのは、次の3アイテムだけ。
- 靴底用ブラシ(泥を落とす)
- 馬毛ブラシ(ホコリをはらう)
- レザーグローブ(乾拭き)
写真右から、順に説明します。
靴底の汚れを落とす靴底用ブラシ
まず、亀の子タワシのような硬い素材の「靴底用ブラシ」です。
文字通り、靴底の汚れを落とすために使います。
「靴底ブラシ」で検索すると色々出てくるので、好きなものでOKです。
私が使っているのは、TAPIR(タピール)という、ドイツの皮革ケア用品メーカーの「シュムッツブラシ」。
表面のホコリをはらう馬毛ブラシ
次に、靴表面の埃をはらう「馬毛ブラシ」です。
柔らかい素材で、毛足は長く、毛の密度も高く、フサフサという形容がぴったり。
靴底用ブラシと同じく、タピールのものを使っています。
乾拭き用のレザーグローブ
最後に、仕上げの乾拭き用のレザーグローブです。
私が使っているのは、ドイツのペダックというメーカーの、ムートン素材のグローブ。
静電気が起きず、程よいツヤも出るので満足しています。
わざわざ専用グローブを購入しなくても、とりあえずは柔らかい布でもOKです。
ただ、専用グローブは、手にすっぽりとはめられるので乾拭きのハードルがグッと下がる気がします。
面倒くさがりさんほど、レザーグローブを用意した方が長続きするかもしれません。
優先すべきは継続!革靴の手入れは必要最低限の3ステップだけでOK
先述した通り、靴の手入れをしたことのない超初心者は、靴クリームなど不要で、汚れを落として乾拭きするだけの3ステップで十分です。
- 靴底の泥を落とす
- 靴表面のホコリをはらう
- 乾拭きする
各ステップを、具体的に紹介していきます。
(簡単すぎて、一瞬で読めます♪)
ちなみに、今回使ったのは、愛用しているスペルタのバレエシューズです。
ステップ① 靴底の泥を落とす
まず、靴底ブラシで、靴底の泥やら砂やらの汚れを落とします。
一日履いた靴は、思ったよりも汚れていることに気付きます( ̄▽ ̄)
裏張りしているスペルタのバレエシューズのつま先部分です。
写真では分かりづらいかもしれませんが、黒のラバーソールに、砂のようなものがポツポツ付着しています。
(※3ステップとも、片手でスマホ撮影してるため、靴を床に置いたままですが、実際は靴を手に持って行います!)
ステップ② 靴表面のホコリをはらう
次は、靴表面に付いたホコリを、馬毛ブラシでやさしくはらいます。
チリ・ホコリをかぶった状態では曇って見えますし、汚れを放置すると革の劣化も早く進んでしまうんです。
ステップ③ 乾拭きする
最後に、レザーグローブや柔らかい布で、靴表面を乾拭きします。
ささっと、片足数秒程度で十分♪
この3ステップを、帰宅して靴を脱いだ直後に行うのが理想です。
星の数ほどあるお手入れ方法・お手入れアイテムに翻弄されるよりも、初心者は、靴の手入れを継続することを優先しましょう( ´∀`)
靴の手入れを始めて変わったこと
私が、超簡単3ステップの革靴手入れを始めて変わったのは、次の2点。
- 靴への愛着が深まった
- 自分が少し好きになった
靴への愛着が深まる好循環
最初は、革靴の手入れくらいしないとなー、くらいの軽い気持ちで、できる範囲で3ステップの手入れを続けていました。
そうしていると、不思議なことにだんだん靴に愛着が湧いてくるのです。
外にいる時も、ふと目に入る靴が、きちんとお手入れされていると気分がいいものです。
一人悦に入ることも(笑)
靴に愛着が湧いてくると、よりいい状態で履きたい、もっと手をかけたい、という気持ちが自然に湧いてきて、だんだん積極的に手入れをするように。
さらに、手をかけた分だけ、さらに靴に愛着が湧くという好循環( ´∀`)
「鶏が先か卵が先か」ではありますが、一度この好循環が生まれると、靴のお手入れは「面倒くさい」ものから「楽しい」ものになります♪
自己肯定感を上げる
手入れしたキレイな靴がうれしいのはもちろんなのですが、それ以上に、きちんと手入れできている自分、靴を大切に扱えている自分、を好きになりました。
革靴の手入れは、帰宅後すぐにやるのが理想です。
が!必ず帰宅後にできているわけではありません。。
買い出しの食材をしまうため、靴を脱ぎ捨ててそのまま冷蔵庫に直行することもしばしば。。
そしてそのままご飯作りとか( ̄▽ ̄)
靴の手入れは翌朝になることもあるし、最悪やらないこともあるのが現実。
でも、何もしていなかった頃に比べると、しょっちゅうブラシをかけたり、乾拭きしたりしています。
そして、誰に褒められるわけでもないのに、満足している自分がいます。
まとめ
革靴の手入れってなんだか難しそう、、と感じている人がいたら、今回紹介した超簡単な3ステップをお試しください♪
毎日とまではいかなくても、定期的にお手入れする習慣がつけば、しめたものです。
どんどん楽しくなるし充実感も得られるので、肩の力を抜いて、チャレンジしてみてくださいね。