駅の周りはデイリーヤマザキと小さな食堂(?)、観光案内所などがあります。
ここからは、車やバイクなど、何らかの移動手段がないと、徒歩で行けるところは限られます。
私と娘は、デイリーヤマザキでお昼ご飯のおにぎりとサンドイッチを買って、
送迎を頼んでいた旅館のマイクロバスに乗って、旅館に向かいました。
止まったのは「渓谷別庭 もちの木」という旅館です。
こちら、旅館敷地内の渓流で川遊びができる、という点に惹かれて今回泊まってみました。
旅館に到着したのは12時過ぎでした。
部屋に入れるのは14時半から、ということで、早速水着に着替えて川へ!
水鉄砲や浮き輪も貸してもらえます。
ただ、水着へ着替ええるのはトイレでお願いします、とのことでした。
まだ、部屋に入れないから、仕方ないか…。
時間も早いので、他には誰もおらず、
まさにプライベートビーチならぬプライベート渓谷です。
しかし、あいにく連日の猛暑がどこへやら、この日は30度に届くか届かないかの気温。
川の冷たい水に肩まで思いっきりつかると寒いので、
娘と二人、足だけ水につけてバシャバシャと水遊びをしたり、
駅前で買ったお昼を食べたりしてのんびり過ごしました。
そうこうしているうちに、ぽつぽつと家族連れが増えてきて、
うちも含めて3組になりました。
やはり、娘と二人きりよりは、適度に人がいた方がなんだか安心します。
14時半には娘はそろそろ飽きてきており、また、体が冷えて寒くなってきたので
お部屋に入りました。
温泉旅館は断然和室派ですが、今回空きがなくて、洋室でした。
それほど期待してなかったのですが、
ベランダにテーブルとイスが置いてあったりして、
二人でテンション上がっていました。
ベランダにてお茶とお菓子を頂き、しばし休憩。
そして早速大浴場へ!
川遊びで冷えた体を温めました。露天風呂も開放的で、気持ちよかったです。
娘が「夜に入りたかったなー。もっときれいだよ。」と。
じゃあ夕飯後に入りますか。お酒飲んでそのまま寝ちゃいそうな気もしますが。。
夕飯はお食事処で。
娘はお子様セット的なものを頼んでいました。
これが全く手抜き感のない立派なもので、
小食の娘は食べきれず私もちょいちょいつまみましたが、
とてもおいしかったです。
お稲荷さん、豚の角煮、エビフライ、お造り、唐揚げ、お味噌汁、
茶碗蒸し、茹でトウモロコシ、他にもあった気がしますが、忘れてしまいました。
そして最後はミニパフェ!
私もお子様セットで十分かも、と思いました。
大人の料理も温泉旅館でよくある献立です。
これまた、お子様セットと同様に、とってもおいしかったです。
しつこくない上品なお味で最後までおいしく食べられました。
日本酒の方が合いそうな献立でしたが、
ビール好きとしては地ビール2種類をいただき、いい気分に。
九十九里オーシャンビールのペールエールとスタウトです。
創業明治16年地酒「寒菊」の蔵元が造る地ビールたそうです。
http://kankiku.com/japanese/beer
食事後は、子連れには花火をさせていただけるということで、玄関先へ。
スタッフさんは気のいいおじさん、という感じで、
手慣れた様子で火とバケツを用意してくれました。
娘にも楽し気に話しかけてくれる感じのいい方でした。
都内では花火できるところは限られるので、今夏、最初で最後の花火です。
娘がはしゃいで私もうれしい。
花火が終わってふと見上げると、満天の星空!
星ってこんなにあるんだーと感心。本当にきれいでした。
その後は、ビールでほろ酔い、そのままベッドでゴロンとしたいところですが、
娘との約束を果たすべく、再び温泉へ。
前回とは男湯女湯が入れ替わっていて、また新鮮な気持ちで入れました!
その後は部屋に帰っておやすみなさーい。
翌朝も、朝ご飯の前に露天風呂へ。
目の前は山で、緑の木々の中で鳥がさわやかに鳴いていたりして、
とても気持ちいです。
朝食も夕食同様、あっさりとしつこくないお味で朝から
おいしくいただきました。
この日の目的地は粟又の滝!
養老渓谷駅まで送迎してもらい、その後路線バスで向かう予定だったのですが、
フロントで話すと、では駅ではなく滝までお送りしますよ、と。
チェックアウトは11時ですが、9時半には粟又の滝へ向けて出発しました。
もちの木の皆様、お世話になりました。
フロントも、客室案内の方も、食事世話係(?)の方も、
花火のおじさんも、皆さん感じの良い対応で、
気持ちよく泊まれました。
特に子連れファミリーにはおすすめの宿です。