小学5年性の娘は、母親である私のLINEで友達と連絡をとっています。
固定電話が絶滅しそうな昨今、そう珍しい話でもないでしょう。
我が家の固定電話。今はほぼ使っていません。。
つい先日、娘に頼まれて参加したLINEグループが悩ましいので記録しておきます。
娘にLINE を貸している理由は必要最低限の連絡手段の確保
友達同士、お互いの家に固定電話があれば小学生にLINEをやらせなかったと思います。
4歳上の兄の時には、仲のいいお友達が皆、固定電話を持っていたのでLINEをやらせる必要性を感じませんでした。
遊ぶ約束や、どうしても伝えたいことは固定電話で済みました。
が、娘の友達お家のほとんどは固定電話を持っていません。
4年の時間差のためか、偶然かはわかりませんが。。
全く連絡手段がないのは不便だろうということで、子供が親のLINEを使って、子供同士で連絡を取ることが徐々に増えていきました。
子供に親のLINEを使わせて感じたデメリット
最初から、娘がLINEに執着するような予感がしていたので、心配ではありました。
しかし、使わせないと娘が不便なのも分かるので、渋々認許可した経緯があります。
予想通り、気になることは多々あります。
家にいても常にLINEを気にする娘
学校から帰ってから夜寝るまで、娘は常にLINEが届いていないか気にしている様子。
宿題や食事、入浴などの日常生活に対して、どこか上の空で落ち着きません。
解決策として、娘のLINEグループの通知を切って、リアルタイムで見せない運用にしました。
スタンプ連打、短文連打で未読メッセージ数十件
娘とその友達の、5人のLINEグループ(男女います)では、スタンプや「おけ」「w」など数文字のやり取りが続きます。
スマホをチェックすると未読メッセージが20件、30件なんてことはザラ。
先述しましたが、通知は切っています。
子供達は、LINEをリアルタイムのチャットのように使うので、既読がつかないと「誰か反応して!」と催促する子も。
うーん、LINEは同期コミュニケーションを取らなくていいところがメリットだと思っていたのですが、どうやら彼らには通用しないようです。
グループ5人のうち、1人を除く4人は母親のLINEを使っています。
そしてどのご家庭も、子供に自由に使わせている模様。
それに比べると、娘にリアルタイムで見せないなど制限をしている私は、厳しすぎるらしい。(娘曰く。)
相手の都合に想像が及んでいない?
先述しましたが、ほとんどの子が母親のLINEを使っているので、母親(スマホ)がそばにいなければメッセージに反応できません。
また、夕方から夜は、子供でも夕飯や入浴、宿題などで、意外とバタバタする時間です。
皆が皆、スマホに張り付いているわけではありません。
メッセージにすぐ反応しないことに苛立ちを隠さない子に対しては、違和感を覚えます。
最近LINEを使い始めて舞い上がっているのかもしれないので、しばらくは様子を見るつもりです。
が、あまりにひどい状態が続くようだと、お友達にはそれとなく私が伝えようかな、と考えています。
娘にも事前に相談するつもりですが。
各家庭のLINEに対する考え方の違い
娘の周りのお友達を見ていると、スマホやタブレットをかなり自由に使わせているご家庭が多いようです。
私は厳しすぎると、子供達から文句が出たこともありますし、今も不満を持っているかもしれません。
が!
スマホ(LINE)を使い始めたばかりの小学生に、完全自由に使わせるのは、危険だと思うのです。
娘を見ていると、
- スマホ中心の生活になる
- 常に友達と繋がっていないと不安になる
- リアルの生活が疎かになる
という悪影響がものすごく分かりやすく出ていました。
LINEもスマホも、使われるのではなく自分でコントロールしながら上手く活用できるよう、高校生になるまでに、少しずつ伝えていきたいと考えています。
最後に
一説によると、スマホが現代人の生活に深く入り込んでから、人間の集中力は金魚以下になったそうです。
(確か、東北大の川島先生の本だった気がします。)
文章をじっくり読んだり、一人で何かについて考えたり、腰を据えて勉強に集中する時間を、スマホに奪われている気はします。
子供達に、スマホとどう付き合っていくかを伝えるのは一筋縄ではいきませんが、避けても通れないな、と感じています。
子供が赤ちゃん・幼児だった頃には思いもしなかったことで、悩んだり考えたりする最近の日々です。