スープ作家の有賀 薫さんが、「ミングル」という
ごはん装置を提唱されています。
装置というより、もはや「ミングル」という
概念のような感じもします。
食事作りを主婦が一手に引き受けるという
スタイルは、もはや限界がきているのでは
ないか、ということだと思います。
私の母は専業主婦で、祖父母も同居していたので、
家族6人の毎日の夕飯づくりに2時間程度かけていました。
毎日の食事にそれだけの時間をかけられる人は
もはや少数派でしょう。
それを望む、望まないに関わらず。
しかし、料理にかける時間が少なくなったからと言って、
毎日市販のお惣菜では、胃腸も疲れてしまうし、
家族の体調によってメニューを柔軟に対応させることも
難しいです。
やはり、毎日のごはんは、家庭で
さっと作れたらいいなぁと思うのです。
有賀さんの「ミングル」、ぜひぜひ我が家にも
取り入れたい!
賃貸住まいなので、リフォームはもちろんできません。
また、シンクと壁の間がわずか90㎝の間取りでは、
動線を工夫しようにも、限界があります。
一人キッチンに立ったら、後ろを通るのも
一苦労なのです。
そこで、考えました。
水回り(食洗器含む)をダイニングに
持って来ることはできないので諦めました。
でも、熱源をダイニングに進出させることは
できます。
というわけで、ホットプレートです。
これまでも、卓上コンロは持っていて、
冬はよく鍋をしていました。
ただ、子供が扱う際は、大人がそばで
見ていないと、危険です。
その点、ホットプレートなら
火傷の危険性はありますが、
火が服に燃え移ったり、という大惨事は
なかなか起こりません。
ホットプレートをダイニングテーブルにドンっと
置いておきます。
すると、私がキッチンで洗ったり切ったりした食材を
ダイニングに移動させて、あとは子供たちに任せる、
ということが可能なのです!
これまでに、お好み焼き、焼きそば、
パスタ、鮭のちゃんちゃん焼き、餃子、
ホットケーキ、フレンチト―ストなどなど
子供参加で楽しみながら作ることができました。
こうなると、子供がテレビを見ている間に、
私一人、キッチンで奮闘し、
料理が完成したころには一人ぐったり、
ということがありません(^^)
有賀さんもおっしゃるように、
キャンプやバーベキューの時のごはんの準備
の雰囲気になるのです。
ちなみに、ホットプレート、様々なメーカーから
様々な種類が出ているので迷いますよね。
私が選んだのは、象印さんの「STAN.」シリーズの
ホットプレートです。
「STAN.」シリーズですが、象印さんHPによると、
共働き・子育て世代をターゲットに開発したそうで、
「“楽しむ家事”“ラクな家事”に応える多彩な機能や
お手入れの手軽さ、子育て時に嬉しい使いやすさと安全性」
を「インテリア空間になじむ」デザインに落とし込んで
いるようです。
これは私の解釈ですが、ホットプレートに関しては、
「卓上に出しっぱなし」にしてもらうことを
狙っているのではないかな、と思います。
巷のホットプレートは、たこ焼きプレートや
焼き肉プレートを付属させるものが多い中、
「STAN.」は、深さ4㎝の平面プレートのみ、という潔さ。
これによって、収納時プレートをごちゃごちゃ重ねる手間や、
重くて取り出しにくい、ということを回避しています。
プレートが複数あると、全体の重量10㎏近くになることも。
「STAN.」は、4.8kgです。
小1女子でも持ち上げられます(^^)
そして 何より、その佇まい。
すっきりとオシャレです。
ホットプレートの生活感、最小限です。
出しっぱなしでも気になりません。
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実際我が家では、購入後、
2日に1回は使っています。
今朝も、小1娘がテーブルでフレンチトースト焼きを担当。
娘が焼いている間に、私はキッチンでコーヒーや紅茶、
サラダを準備、という役割分担ができて快適です。
パジャマで失礼(^^;
ホットプレートの収納場所はこちら