中2の息子が何気なく聞いてきた質問に、答えられませんでした。
「お母さんって、何のプロなの?」
14年近く、子育て中心で生きてきた今の私に何があるの??
「何もない」と自分で思っています。
本当は、何かあると思いたいけれど、自信を持って「これ」と言えるものが何もありませんでした。
気づいたら子育ても仕事も中途半端の後悔
7年ほど前、子育てのためにパートを選びました。
自分の希望でそうしたのに、振り返ってみると子育ても仕事も中途半端だったな、という後悔があります。
私は子育てにも仕事にも全力投球できなかったのです。
子供に全力で向き合ったわけでもなく、ああしてやればよかった、こうしてやればよかった、と感じることが山のようにあります。
仕事は、きっかり定時で上がれる、ルーティンの事務仕事をパートで続けました。
入社数日で誰でも覚えられる作業です。
結果、誇れるキャリアはありません。
そして、中学生になった息子に、胸を張って誇れることがないのです。
「お母さんはあなた達(息子と娘)のプロだよ。」とも
「お母さんは◯◯の仕事のプロだよ。」とも言えませんでした。
プロになれるかどうかは全力で取り組んだかどうか
専門性を活かしてキャリアを築いてきた人、子育てに全力投球してきた人、対象が何であっても何かに集中して取り組んできた人は、その道のプロだと思います。
いわゆる「キャリア」だけでなく、専業主婦も子育て・家事に全力で取り組んできた人には、プロと呼んでいいと思います。
私が後悔するべきなのは、選んだ道ではなく、全力で取り組まなかったこと。
「今日の自分が一番若い」精神でこれからを
子供が産まれてからの中途半端な自分の生き方を後悔しているのは、紛れもない事実。
自分の後悔を直視して、今後の生き方を考えるのが今できることです。
過去のことは変えられないけれど、子育ては終わったわけじゃないし、アラフォーなら仕事もまだまだ続きます。
今日から改善するしか道はないのです。
最後に
二人の子供が保育園時代は、仕事はフルタイムで、毎日が怒涛のように過ぎていきました。
それをほぼ一人で乗り切ったことは、自分を褒めてやりたいです。
その後、子供が成長するにつれて物理的な負担はどんどん減っていき、徐々に時間もできてきました。
年々楽になる環境で、ずっとほうけていたような気がします。
アラフォー、自分の人生を見つめ直す転換期だと感じます。